【ベトナム情報】地域によって大きく違う!?ベトナムの乾季・雨季
2023.05.30

ベトナムの雨季っていつ?

 

南北に細長い国土を持つベトナム。

全体としては高温多湿で熱帯モンスーン気候に属しますが、地域によって同じ時期でも気候は大きく異なります。

 

 

 

 

南部・中部・北部の気候の違い

 

ホーチミンなどの南部は、雨季(5〜11月頃)と乾季(12〜4月)に分かれていて、比較的雨が少ない12〜3月が街歩きや観光のベストシーズン。1年を通して30℃前後の熱帯らしい気候が続く点が特徴です。

 

ダナン・ホイアンなどの中部も、雨季(9〜12月頃)と乾季(1〜8月頃)に分かれていますが、乾季から雨季に入る8月下旬〜11月頃までは台風シーズンに突入。時折、洪水が発生するなど降水量がピークになるので、注意が必要です。

 

ハノイなどの北部は、一年の中で気温の変化が激しい地域。東南アジアながら冬もあるなど、ゆるやかな四季があります。

大きく雨季(7〜10月頃)と乾季(11〜6月頃)に分かれるものの、四季でいうと春(3〜4月)、夏(5〜9月)、秋(10〜11月)、冬(12〜2月)となり、特に過ごしやすいのは11〜4月。6〜8月は気温だけでなく湿度も高いので、熱中症に注意が必要です。

 

 

乾季と雨季の過ごし方

 

乾季は一般的に紫外線の強い日が続くため、日焼け止めやサングラス、帽子などの紫外線・熱中症対策が大切。

ベトナムの街なかには多くのカフェがあるので、適度に休憩&水分補給しながら過ごすのが正解。

 

雨季は突然のスコールが降るので、合羽や折り畳み傘などの雨具があると便利。特に午後に降ることが多く、雨にともなって気温が下がることもあるので、出先で使える羽織りものがあると重宝します。

そして、雨季もまたカフェが重宝。雨宿りしながらのんびりとしたベトナム時間を楽しみましょう。

 

 

 

大雨のあとに儲かるのは〇〇店⁉️

 

雨季による大雨で度々発生するのが道路の冠水。

ホーチミン市では近年、冠水多発エリアでの道路整備などによってその頻度は減ってきたようにも思いますが、少し街なかを外れるとまるで川のように冠水している光景をよく目にします。

 

雨で地面の凹凸が見えなくなると、転倒や事故が増えることもあり、故障が多発。

バイクのマフラーからエンジンに水が入ってしまうなどして、故障したバイクを引いたドライバーが修理店に殺到するのは雨季あるあるで、過去には2日間の市内豪雨で1300台近くのバイクが故障したこともあるほど。

 

修理店も一気に大盛況です。

 

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